介護士VS看護師

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2015/12/07

社会人での転身は可能か

人と向き合う大切さを実感

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介護士の給料は低い?

同じ医療系の施設で働く仕事でも、看護師に比べて、介護士は給料が低いと感じている人は多いのではないでしょうか。確かに、これまで介護の仕事は給料が安いという傾向がありました。しかし、最近では需要の高まりもあり、介護系の仕事の給料も高くなってきているのです。無資格、未経験で働き始める最初の頃は大変かもしれませんが、資格を取得しスキルアップ、キャリアアップしていけば、一般的なサラリーマンに負けない収入を安定して得ることも十分に可能になってきました。仕事である以上、重要視する給与面での待遇が良くなってきているのは大きな魅力と言えるでしょう。
資格の中にも様々なものがありますが、3年間の実務経験を経て介護福祉士を取得できれば、介護リーダーとして更なる給料アップが見込めますから、それを目標にしても良いでしょう。勤務地にもよりますが、夜勤もあるのが一般的です。施設によっては夜勤の方が大変なこともありますが、夜勤をこなすだけ給料も高くなりますから悪いことばかりではありません。

向き合うことから得られるたくさんのこと

残念ながらはじめから介護の仕事を選ぶ人はそれほど多くありません。何らかの事情を抱えて介護の仕事を始めた人が大半となります。しかし、だからこそ様々なタイプの人がいる介護の仕事を通して得られる人との繋がりや出会いは自分自身の成長となることが多いです。
もし介護の仕事をするならば同僚とのかかわりは大切にすることをおすすめします。また、介護の仕事を通して様々な介護の知識や能力が身につくのは非常に大きな魅力です。親がいる人であれば、いずれは何らかの形で介護をしていくようになるからです。そのとき、それまでに培ってきた経験がきっと役立ってくれるはずです。そして、利用者とじっくりと時間をかけて向き合う介護の仕事だからこそ、多くのことを得られます。はじめは「面倒な人だなぁ」と思っていても日々のかかわりを通して仲良くなれることも少なくありません。その中では仕事の括りを超えた人の温かさを感じられることもあるでしょう。

介護の仕事について

介護の仕事は、上でも触れたとおり様々な事情から始める人が多いのは事実です。しかし、せっかく介護の仕事に就いたならば、その魅力を探しながら働くほうがきっと多くのことを得られるはずです。前向きに、真摯に仕事へ取り組んでいたならば、介護の仕事を通して人と向き合うことの大切さを学ぶことができるでしょう。