介護士VS看護師

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2015/12/07

社会人での転身は可能か

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転身することへの不安

現在、介護の仕事をしている人の中にも看護師への転身を検討している人は多くいるはずです。しかし、だからといって簡単に看護師を目指そうとはなかなかなれないはずです。それも無理はありません。20代や30代の社会人として働いている人が、異なる仕事である看護師を目指すのは相当な覚悟が必要となるでしょう。
その不安の原因として考えられるのは実際に看護師になれたとして働き口を見つけられるのか、という点ではないでしょうか。看護師になるのは決して簡単なことではなく、時間もお金も相当にかかってしまうものです。そうした苦労の後に、無事に就業先が見つかれば良いですが、そうでないならば努力が無駄になってしまいます。そうしたリスクがありますから、時間をかけて検討を続けてもなかなか決心がつかないのでしょう。そこでこの記事では社会人から看護師への転身する際の手順や就職について説明していきます。

社会人から目指す人は大勢いる

まず、社会人として働きながら看護師を目指す人の人数について説明していきます。厚生労働省の調査「看護師等学校入学状況及び卒業生就業状況調査」によりますと、2013年度時の全国の看護学校入学者は26590人となっています。その内訳は20~29歳までの入学者は4031人、30~39歳までの入学者1825人、そして40歳以上から入学する人も222人となっています。この統計からも入学者数の約8%程度が30歳以上から看護師を目指していることが読み取れます。受験者数割合は約15%です。更にこの統計からは約8000人ほどが社会人で受験しているということが想像できるのです。全入学者数を考慮しても、社会人から看護師を目指す人の割合は決して少なくないと言えるでしょう。ですので、年齢を気にして看護師になる目標を断念する必要はありません。

看護師の就職について

看護師への転身を検討している人がもっとも心配するのは、就職についてでしょう。この点についての結論から言いますと、ほとんど心配は要らないということになります。というのも、年齢に関係なく看護師となった人はほぼ100%就職ができているからです。もちろん、新卒で看護師となった人の方が有利な場合も少なくありません。しかし、病院によっては社会人経験を持った人を求めている場合もあります。更に現在の深刻な人手不足があるため、数を受ければ、ほとんど間違いなく採用されるという背景があるのです。
就職についての不安を払拭できたのなら、看護師への転身に挑戦してみましょう。まずは資格を取得するために勉強をスタートしなければいけません。間違いのない勉強方法は看護師の専門学校への入学です。

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