介護士VS看護師

介護士VS看護師

2015/12/07

社会人での転身は可能か

介護士との差

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看護師と介護士の仕事の違い

現在介護の仕事をしており、これから看護師になることを検討している人は、まず介護士と看護師との差についてよく考えるべきです。一概にどちらの方が良いというわけではありませんから、後になってから後悔がないようしっかりと考えた上で決めるようにしなくてはなりません。そのためにも改めてそれぞれの仕事内容について確認してみましょう。
まず介護士についてです。介護士は日常生活における補助全般を行うのが主であり、医療行為に含まれるものはできません。あくまでも食事や入浴、排泄の補助といった範囲に限られます。勤務先は老人ホームや特別養護老人ホーム、身障者のための施設、児童施設などとなります。一方看護師は医師の指示に基づいて患者に必要な医療行為を行なったり、治療や入院生活における補助をしたりします。特に最近ではチーム医療の重要性が高まってきており、薬剤師や理学療法士、放射線技師などと連携しながらチーム全体を調整するのも看護師の重要な仕事内容となってきています。

看護師と介護士の収入の違い

仕事として選ぶ以上、やはり収入は大きな判断材料となります。まず介護士と看護師との収入についてですが、これに関してははっきりと差があると考えたほうが良いでしょう。介護士の月収は15~17万円、年収は250万~というのが一般的ですが、看護師については年収平均450万円ほどとなっています。もちろん、同じ介護の仕事でも資格や経験、役職によって収入に大きな違いがあります。
また、看護師でも勤務形態や勤務地によって年収が大きく上下するものです。ですから、一概にどちらの方が優れているとは断言できませんが、同じ過酷な仕事内容でありながら、基本的には看護師の方が給与が高く、安定して働きやすくなっています。収入面においても先を見据えて職業を選ぶようにしなくてはならないでしょう。

看護師を目指す人が多い理由

介護の仕事をしている人が看護師を目指すのは割と多いケースです。では、それはなぜかというと、理由は大きく2つあります。まず、介護士ではできる業務内容の幅が狭いことです。看護師であればできることも介護士は行うことができません。身近で看護師の仕事を見ていることが多くなれば、そのような点が気になることも多くなってくるのでしょう。
次に、給与の違いです。介護士であれ、看護師であれ、基本的にはかなりハードな仕事となります。いずれも肉体的にも精神的にもかなり負担が大きいものです。それならば、少しでも給与が高いほうが良いと考えるのは自然なことでしょう。